今回は以前に遠出した際の記録!長野県軽井沢にある万平ホテルで勉強してきました。運転はお任せして…ワインも頂いてきましたが、そのワインもまたお洒落!ぜひご確認下さい。
万平ホテルの起源となる施設(旅籠=旅人を宿泊させ、食事を提供することを業とする日本の家)にさかのぼると1764年、今からなんと256年前になります。「亀屋」→「亀屋ホテル」→「萬平ホテル」→「万平ホテル」と名称が変わっていきます。名だたる歴史的著名人が宿泊してきましたが、その中には外国籍の方も多いようです。株式会社国際観光ホテルとして法人を設立するなど、国際的なかかわりが昔からあるホテルなのですね。
現在は長野県の軽井沢のみですが、以前は東京や名古屋、熱海などにも展開していたようです。その長い歴史が、軽井沢の万平ホテルには集約されているわけです。
ホテルの写真はこちらから↓
実際に使用できるのかは分かりませんが、入口には昔ながらの赤い丸型ポストが!レトロな感じが可愛いです!
落ち着いた大人な雰囲気です。カジュアルな服装の方もいたのでそこまで気を遣う必要はないかもしれませんが、やっぱり少しだけフォーマルにしたくなるような空気感です。
入口から進んで奥に行くと資料館があり、以前使用されていた金庫やユニフォーム、楽器などが展示されています。
窓から見えるお庭は緑豊かで、まるで窓枠にピッタリとはまった絵画のようにも見えました。ガーデンは実際に出ることもできました。
海外の方も多く訪れ、宗教も広まった軽井沢ではガラス細工やステンドグラスも有名のようで、万平ホテルにもステンドグラスの装飾がありました。
今回行ったのはお昼だったのでまだ開いていませんでしたが、バーの外観もおしゃれ!
そして次は今回のメインであるレストランのご紹介です。万平ホテル内には今からご紹介するフランス料理が楽しめるメインダイニングの他に、中国料理、京会席、割烹料理、カフェテラスなど選択肢が豊富。やはりどこもお値段は張りますが…どの時間帯もお食事が楽しめそうです。
私が今回お邪魔したメインダイニングはこちら
隣のお部屋にはもっと大きなスペースが広がっているのですが、予約していたこともあり、緑の見える席をご用意してくれました。
1人4,500円のコースランチ。メニューはこちら↓
※タップすると大きい画像が見られます
冒頭で説明したようにワインもオーダー。
あのナポレオンも愛したと言われるフランス・ブルゴーニュ地方の“ジュヴレ・シャンベルタン”です。なんと万平ホテルのオリジナルラベル!ここでしか飲めない特別感がさらに気分を高めてくれます。さらに開け方や注ぎ方が美しい。動きが全てスムースで、切り口もきれいでした。勉強になります!
そして最初に出てきたパンから美味しいという驚き。全粒粉パンとはちみつと豆乳のパンの2種類がいただけます。パン好きの筆者からすると、ほんのり甘いパンにバターをつけていくらでも食べられそうな勢いです。
信州大王岩魚のマリネと軽井沢産トマトと葉野菜のサラダ
日本ではフレンチドレッシングと呼ばれることも多い、酢を使ったビネグレットソースがかけられています。
野菜と昆布だしのスープには信州産のキノコが使用され、表面にはミルクフォームがのっています。
次がメインです。お魚かお肉どちらかを選ぶことができます。
白身魚のポワレとホタテ貝のグリル ブールブランソースバジル風味
(ブールブランソースとはバターをたっぷり使用したソースのこと)
信州白樺若牛の薄切りソテー タイム風味オニオンソース
どちらかというとお魚料理の方が一緒に行ったメンバーの中では好評でした。
デザートは“くるみとバナナのパウンドケーキ アイスクリーム添え”でした。甘すぎないパウンドケーキにクルミの歯ごたえを感じられて非常においしかったです。食後のコーヒーまたは紅茶と一緒に頂けます。
さすが一流ホテルといわれる万平ホテル、特に食事の際のサービスが勉強になりました。ワインの開け方は私も練習していますが、今回サーブしてくれたスタッフさんのように滑らかに、最低限の回数で開けられるようになるにはまだまだ時間がかかりそうです…。
サービスだけでなく、いいなあと思ったのがオリジナルのワインラベル。そこに行かないと見られない物、手に入らない物があるって重要ですよね。常に新しいものを試すのも重要だと思っていますが、ここにきたらあれが食べたい!飲みたい!というのがあるのも素敵です。それが波及して、あのスタッフさんに会いたい、大切な人との食事ならあの人にサーブしてもらいたい、のように特定の人を理由に足を運ぶということになったらより一層素敵ですし、憧れます。
軽井沢はそう頻繁に訪れられる場所ではないので、もっと近場でこんな素敵な場所を発見したいと感じたお食事会でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。
また次の勉強ブログにもぜひお付き合いください。